言わずと知れた話題の漫画、はたらく細胞シリーズの作品です。
僕は本家よりこっちの方が好きです。
血液も内容もドロドロしております。
原作:原田重光 漫画:初嘉屋一生 監修:清水茜
はたらく細胞のスピンオフ作品。
体の中の細胞を擬人化し、そのはたらきや病気などの症状を解説した作品。
本家はポップに解説するギャグ漫画だがこちらは名前の通りかなりブラック。
ブラック企業で働いている人間は体の中身もブラック企業そのまま。
はたらいてもはたらいてもノルマは終わらず環境も改善されない。
そんなブラック環境で耐え抜く細胞たちの物語。
はたらく細胞シリーズは多くのスピンオフが出版されていてこれもその一つです。
・はたらく細菌
・はたらかない細胞
・はたらく細胞フレンド
・はたらく血小板ちゃん
とまぁ原作者もいつ寝てるんだろうと思う量です。
原作者の体内もブラック化してないか心配です。
作品の内容ですが
本家のはたらく細胞は体の中の細胞(赤血球や白血球)がどんなはたらきをしているかを擬人化し、かなりポップに描かれていますが、この作品はそれをかなりドロドロにブラックに描いた作品です。ホントに細胞たちが真剣に生きていて細胞の擬人化ってことを忘れてバイオレンスなドラマを見てるような。
本家は少年誌ですが、これは青年誌なのでターゲットを考えての作品作りですね。
その人間はブラック企業に勤めており(はっきりとした描写がないのでおそらく)健康状態も芳しくない。そんな体の中もさながらブラック企業のごとく(細胞にとっては)激務の環境である。はたらいてもはたらいても改善しないが、はたらけと命令される。赤血球は酸素を運ぶのが基本の仕事ですがどんなに運んでもノルマが達成されない。アルコールの過剰摂取で肝臓も疲弊しきってしまう。
本家で扱うテーマは花粉症やインフルエンザといったなじみのある病気ですが、この作品では喫煙、アルコール、射精、性病、痛風…そして心筋梗塞、心停止など大人向けで重いテーマも多いです。
この作品見てるとなんか不思議な感覚になるんですよ。
外と中が繋がっているというか
外が中で中が外でみたいな
俺がお前でお前が俺でというか。
ブラック企業にお勤めの方はこれを読んで危機感を感じてください。
僕も過去にブラック企業に勤めてましたが、今考えるとその時の体内もブラック環境だったのかなと思います。(感慨深い)
嫌がらせとして会社の社長に送り付けるのも手です。(やるなら自己責任で)
自分の健康が気になる方はぜひ読んでみてください!
(ホントに健康が気になる方はまず病院に行ってください)
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